KEN OKUYAMA DESIGN代表である奥山清行氏は、ARCABUZのボトルデザインに臨むにあたって、実際に種子島を訪れ、蒸留所やさとうきび畑はもちろん、島の食文化や自然に触れました。そして、ARCABUZを生み出す種子島に流れる空気をボトルデザインに込めてくれました。八角形のボトルには、紙のラベルではなく、ガラスの造形によってロゴを表しています。

私たちが奥山清行氏にボトルデザインを依頼したのには理由があります。彼は「エンツォ フェラーリ」「マセラティ クアトロポルテ」などの名車デザインを担った世界的デザイナーであると同時に、近年は、日本各地の地域産品の実力に光を当てる取り組みを精力的に続けているからです。そんな彼にこそ、種子島から生まれるARCABUZのプロジェクトに加わってほしいと私たちは考えました。

KEN OKUYAMA DESIGNによるデザインを形にしてくれたのは、1914年から現在へと歴史を刻むガラス瓶製造の老舗、日本山村硝子と山村製瓶所です。両社の奮闘によって、複雑な造形をしっかりと表現する一本が完成しました。

KEN OKUYAMA DESIGNがボトルデザインを担当